2019年7月末に旅行したモン・サン・ミシェルについて7回にわたりお送りしています。
電車とバスを乗り継いでシャルル・ド・ゴール空港から、またはパリ市内からモンサンミッシェルまで行かれる方は多いと思いますが、
ノルマンディー地方の景色を眺めながら、ゆっくりドライブして行くのも、とてもいいですよ。
モンサンミッシェル 旅行記第一回目は、シャルル・ド・ゴール空港からモンサンミッシェル まで、レンタカーで行った時のかかった費用と所要時間、をまとめて詳しくお送りします。
パリから公共交通機関で行かれる方は、下記のサイトに詳しく書かれていましたので、紹介します。(外部リンクです。)
パリからモンサンミッシェルまでのアクセスを徹底比較! (高速鉄道TGV/バス/レンタカー/きっぷ購入ガイド)
また、
自分でやるといざと言うときに不安だから、こういうことは手っ取り早くエージェントにお任せしたい!
と言う方は、パリから専用のバスで日帰りモンサンミッシェルが堪能できる日本語ツアーがあります。
パリからバスに乗りっぱなしで着いちゃう。
日帰りでバスツアーで、観光の時間があまり取れない方にとってもオススメ!
往復でこのお値段はとてもお得だと思います。
大まかな旅程と、車で行った理由。
今回は、4泊5日パリ滞在の予定でした。
しかし、パリの主要観光名所はすでに訪れたことがあるので、4泊5日はちょっと長すぎるかな、っと思い、ずっと行きたかったモンサンミッシェルをプランに入れました。
パリ滞在中に日帰りにしようかと思いましたが、
朝も早いし、ということは前日の夜も早く寝ることになって、せっかくの夏のパリがもったいない!
それに、モンサンミッシェルは日の出日の入りが美しいというではありませんか。
というわけで、
シャルルドゴール空港(CDG)到着が16:35。
その日のうちに車でモンサンミッシェル へ向かうことにしました。
レンタカーを借りて車で行った理由は、、、
というわけで、空港でレンタカーを借りて、17:00出発です。
レンタカーの返却は、パリ中心部にしたかったので、乗り捨て可能でお手頃なレンタカーを探したところ、
EasyRentCars で見つけた車が一番安かったです。
なんと乗り捨て料金0円でした!
私はドイツ在住なので、旦那にドイツのサイトも探して比較してもらいましたが、お話にならないくらいこちらの方が安かったです。
フランスの高速道路、料金所
フランスの高速道路は有料です。
CDG空港ーモンサンミッシェルーパリ間は、少なくとも有料です・・・。
なぜこんな言い方をするかというと、2019年6月にフランスの西端の田舎を車で走った時は、高速料金がかからなかったからです・・・。
交通量の多い賑やかな地域だけ高速料金がかかるってこともヨーロッパではあるらしいので、フランスもそうなのかもしれません。
左のようなマークがあるとこでは、チケットを取るだけで、料金は後ほど料金所で支払います。
今回の旅行では一度も見かけませんでした。
料金所は日本と同じような感じですが、無人です。
レーンの上部に電光掲示で ”CB” と表示されているところに並びましょう。
クレジットカードも利用可能です。
左の”t”マークは、自動支払いの機械をもっている人。
”telepeage”と呼ばれるもので、日本のETCみたいなものです。
高速道路のスピード制限
フランスの高速道路は、特に速度制限の標識がない場合、130km/h まで出してOKです。
走っていると、標識を見落としていたり、「あれ?本当にここも130km/h出していいの?」って思うことがあるので、わからなくなったら、周囲の車を見ながら、速度を合わせて、目立つ運転をしないようにしましょう。
距離と所要時間
シャルルドゴール空港からモンサンミッシェルまでの高速道路利用での距離は、約380km。
ざっくり、東京⇄名古屋くらいの距離です。
実際にかかった時間は、
7月下旬の夕方走行で、17時〜21時、一度15分ほどの休憩を取って、トータル4時間でした。
ちょうど夕方ですし、パリ近辺を通過する際は渋滞があるかなと思いましたが、
ホリデーシーズンが徐々に始まっているのか、一切渋滞にはまらずでした。
4時間だと、パリ主要駅から電車とバスで行くのとほぼ同じですね。
気になる高速料金と、ガソリン代。
高速料金
CDG空港からモンサンミッシェル までかかった高速料金のレシートを、全て取っておきました。
料金所は5箇所。
・・・多いですよね。
序盤、次々と現れる料金所に、「また〜?」って感じでした。
- €3.70
- €5.60
- €3.80
- €2.70
- €8.70 Total: €24.50
(ちなみに、帰路の モンサンミッシェル→パリ も、同料金でした。)
フランスの高速道路は高い!(ドイツ人のオサル曰く)
とは言え、日本と比べると全然安いです。
ガソリン代
今回借りた車は、イタリアブランド Fiat(フィアット) のコンパクトカー・パンダ。
帰路できるだけ早くにガソリンを入れたかったのですが、ガソリンスタンド見当たらず。
高速道路で1回、車を返却前にパリで1回、計2回の給油で、€91.85でした。
費用のまとめ
上記のまとめ + レンタカー代で、かかった交通費を計算してみましょう。
レンタカー代はUSドル請求で、$80.25 でしたので、€71.65 とします。(参考レート:1 USD = 0.892405 EUR/2019.8月)
- 高速料金・・・・・€49 (片道€24.50×2)
- 駐車場・・・・・・€9
- ガソリン代・・・・約€91.85
- レンタカー代・・・€71.65
合計・・・・€221.50
帰りはパリ中心部に返却 した総費用は、
26,215円 でした! (参考レート:1 EUR = 118.353 JPY/2019.8月)
電車とバスを乗り継いで行くことと比較すると、
所要時間、手軽さ、費用(2人以上の場合)、どれを取っても、レンタカーに軍ぱいが上がりました。
ちなみに・・・
フランスで車を運転するには国際運転免許証が必要です。
フランスはジュネーブ条約に加入していますので、日本の運転免許証+国際運転免許証 があれば運転可能です。
こちらのサイトに詳しく書かれてありましたので、紹介しておきます。
国際運転免許の取得方法、有効期間は?日本の免許証で運転できる国は?(外部リンク)
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