せっかくパリを訪れるんだから、ムーラン・ルージュを訪れたい!!!
セクシーなダンスで観客を魅了するキャバレーですが、男性だけでなく、むしろ女性ファンの方が圧倒的に多いムーラン・ルージュ。
なんたってニコール・キッドマン主演の、実在するムーラン・ルージュの名を冠したこの映画を観て、人生で一度は訪れたい場所 にリストしている人は、本当に多いと思います。
(そして、それは圧倒的に女性が多い・・・!)
「あーー知ってる知ってる!この映画でしょ!」
「観たんだけど、えーっと、どんなんだっけ・・・」という人は、
今やもう、古い映画の仲間入りで、Amazonでもかなりお安く観れますので、実際に訪れる前には、是非チェックを↓↓。
さて、初めての魅惑のナイトキャバレー。
・どんな服装で行くべき??
・座席は前もって指定されていないみたいだけど、どうやって決まるの?
・会場には何分くらい前に行っておけばいいのかな。
不安はたくさんありますよね。
そこでキノコが断言します。
心配無用!
ここでは、ムーランルージュに訪れるにあたって抑えておきたいいくつかの点、
名付けて、ムーランルージュ攻略方法! をお教えします。
まだショーの予約をされていない方は、こちらも併せてお読みください。(きっと役に立ちます。)
いい席に案内してもらいたい!
場内はこのようになっています。
2、3枚目の写真に写っている二階の席がVIP席であろうと思います。
その他の席は、すべて同じ値段です。
ショーの予約時に座席は指定されていないし、どうやって決まるのかというと・・・
この先の黒いドアが、ショーホールの入り口。
この各ドアに、いかにも”この職一筋何十年!”といった感じのムシューが立っています。
入場の際に、ここでプリントアウトしたチケットを見せます。
この瞬間に全てを見られています!!!
といっても、主に服装身なりですね。
やはり綺麗にドレスアップしている人をいい席にお通しした方が、ショーホールも華やかですし。
さて、この入り口のところには、お客さんを組ごとに案内するボーイさんが次々とやってきます。
皆さん、本当に動きがいい・・・
そしてやってきたボーイさんは、この玄人ムシューの口元に耳を傾けます。
玄人ムシューは、この時にお客さんを案内する席をボーイに伝え、ボーイが席まで案内してくれます。
なんとその間、2秒!!!
お客側とて緊張の一瞬です。
服装について
もうおわかりですよね。
男性は、ジャケットに革靴。
女性は、ドレスアップしていくのが一番いいです。
ドレスアップして来てね。
ショートパンツ、バミューダパンツ、ジャージ、トレーナーはNG!と書いてあります。
カジュアルな人もたまに見かけましたが、そういう人たちは、後ろの方の席に通されたりしていましたし、
せっかく老舗のキャバレーに行くのですから、ドレスアップして出掛けて、夜のパリを楽しむのも存分にアリだと思います!
ちなみに、私たちは、
オサルは、白シャツにジャケット、パンツはグレーのデニム(ブルージーンズじゃないからいっか、と。)靴は革靴。
私は、結構本気のロングドレスに11cmのピンヒールで行きました。
案内してもらった席は、ステージより座席が低い一番前のエリアではなく、一段上がったエリアの一番前の席でした。
ほとんどの席が、4人用、6人用テーブルで、ほとんどの人たちが相席で座っている中、プライベートのテーブルを案内してもらえました。
ちなみに、各テーブルは、本当に狭いです・・・
1889年から変わらないスタイルでパリの貴族たちを魅了してきたムーランルージュ。
昔はこのテーブルでも十分なサイズだったのでしょう・・・。
到着時間について
チケットには、23時からのショーの場合、”22:45にドアは開きます” 要は15分前には開場ということですが、ここでもいい席に案内してもらうためのヒント。
私たちは、23時からのショーを予約して、45分前の22:15に到着しました。
舞台裏の資材搬入口?みたいなところに通されます。
開始45分前到着で、すでに50人ほどの人がもう並んでいました。
待っている順番が、着いた人順に綺麗に整列しているわけではなく、”なんとなく来た順にロープの枠内に集まっている” という印象です。
オープンの時間になってから、ホール入り口の”玄人ムシュー”のところにゾロゾロと向かうので、順番はかなり前後してしまいます。
あからさまに走って前の人を追い抜いたりせず、エレガントに急ぎつつ、後ろの人に抜かされないように移動しましょう。
エレガントさを忘れずにね。
その他、知っておきたいこと
- 荷物がある場合は、1アイテムにつき2ユーロで、クロークで預かってもらえます。
- 最終回、23時〜のショーは、終了が夜中の1時ごろです。
電車もバスも終了しているので、帰りはタクシーを利用しましょう。 - パリのタクシー、流しのタクシーは日本と同じように、手をあげて拾えます。
- ショーが始まると、ボーイさんは一切テーブルにやって来ません。(ディナーショーを除く)
お水など必要な場合は、席に案内してもらった時に頼みましょう。 - ショーは約1時間半、その間休憩はありません。
- ダンサーへのチップは、昔の慣習で渡す人もいますが、基本的には必要ありません。
いかがでしたか?
ムーランルージュ鑑賞にあたって、大体のイメージは掴めてきたでしょうか。
パリのロマンチックな大人の夜を、お楽しみください!
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