今年2019年4月、世界的なニュースになった、パリ4区、シテ島にあるノートルダム大聖堂の大火災。
4月15日18時50分ごろから、翌日16日の午前10時ごろに鎮火が確認されるまで、約2日間、無残にも燃え続けました。
尖塔は焼け落ち、後部の屋根の3分の2が消失した大火災にあったノートルダム大聖堂ですが、正面からの姿を見ると、未だ美しい佇まいに、
「今でもカジモドが、この鐘楼の中を飛び回っているのではないか」と、思ってしまいます。
今でも、、、って、そもそもディズニー映画の中での話ですけどね。
”ノートルダムの鐘”見たことないよーって方は、是非観てみてください↓
ハラハラ、ドキドキ、ちょっと切ない、、、ノートルダム大聖堂の鐘つき男のお話です。
火災にあったノートルダム大聖堂、3ヶ月後の姿
火災から3ヶ月半経った7月末に訪れた、夕日に映し出されるノートルダム大聖堂は、火災があったとは思わせないほどの立派な姿でした。
周囲は覆われ、正面から50mほどは、何もありませんが進入禁止の柵がはられていました。
正面から見て左側の道では、お土産やさんやカフェなどが変わらぬ様子で営業していました。
道幅ほんの数メートルのところで、巨大な歴史建造物が燃え盛り、さぞ恐ろしい思いをしたことでしょう・・・
修復は進んでいますが、建物の後部が激しく焼け、尖塔は焼き崩れたままとなっています。
復旧作業のための足場が見えます。
こうやって支えていないと、崩れ落ちてしまうのだろうか・・・。
ステンドグラスです。
ステンドグラスは、外から日が差し込んだ時に、その美しさのを見せてくれるもの。
このステンドグラスが黒く写っているのは、、内側から焼かれたせいではないと思いたい・・・。
今後のノートルダム大聖堂についての討議
すでに再建に踏み出されているとはいえ、未だ討議中である”ノートルダム大聖堂、”再建か否か”。
そんな議論がなされているかなんて、想像もしなかったので、私は驚きました。
なんと、今、
このノートルダム大聖堂を、
「フランスの新たなるランドマークとなる革新的なものに!」と、謳う人と、
「そっくりそのまま再建したい派」に分かれているんです。
まさか・・・っ!!
と思いましたが、それを言っているのはなんと、フランス前代未聞の若き大統領、エマニュエル・マクロンであることに驚いた・・・
不可知論者とされるマクロン氏からすると、歴史あるノートルダム大聖堂も、”終わってしまえば、終わり” なのだろうか・・・
フランス国民の半数以上が、まんまの再建を願っていますが、まだまだ討議は続きそうです。
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