こんにちは!
ドイツで手料理カテゴリー第一弾は、料理というより、、、大事な大事な付け合わせ、作りおき紅生姜をご紹介します。
関西人魂炸裂、お好み焼き たこ焼き、焼きそばにも欠かせない 紅生姜。
ドイツにもアジアスーパーで売ってるかもしれませんが、おそらくお高いでしょう・・・
それなら簡単だから、お家で作ってしまいましょう。
今回は写真が多くて記事が長くなりそうなので、さっさとレシピに入ろうと思います。
- 生姜を2mm幅にスライスする。
- 全体に塩をなじませ1時間置く。
- 水分を絞って、1〜3時間ほど天日干しにする。
- さらに細かく刻んでお酢に漬ける。ここでレッドビーツジュースも投入。
- 冷蔵庫で1時間ほど置けばできあがり。
それでは少し工程を細かくして、詳しく見ていきましょう。
お家で簡単、手作り紅生姜の作り方
今回はたまたま買ってきた生姜が、皮付きの状態で536gだったので、その分量を元に書いていきます。
皮をむいて、、、出来上がは正味で500gくらいのイメージでしょうか。
分量は、本当に、だーーいたいな感じでOKです。
ー 材料 ・生姜・・・536g ・塩・・・・20g ・お酢・・・200ccくらい (すみません、入れる前に計るのを忘れました。。。) ・レッドビーツジュース・・・50cc(色がつけばOK) ー 用意するもの ・保存用のビン
1、生姜を2ミリ程の厚さにスライスする。
生姜っていびつな形していて、皮をむくのも細くカットするのも面倒ですよね。
形を一つ一つ確認して、まな板に安定させて切ってください。
量が多いとついダレ始めてしまって、指を切っちゃう率が高い私です・・・。
そういう事のないように・・・。
また、繊維に沿って切るのが切りやすく、出来上がった時の食感も楽しめます。
2、塩を全体になじませる。
スライスできたら、全体に塩をまぶして、約1時間置きます。
1時間置くと水分が出てくるので、よーく絞ります。
何度かお水を替えて揉み出すとGOOD!
3、1枚ずつ並べて外に干す。
1枚ずつ、なるべく重ならないように並べて1時間〜3時間ほど天日干しにします。
左の写真には、全部並べきらなかったので、この日は他にザルにも並べて干しました。
この日は、作り始めた時間が遅く、すぐにベランダが影になってしまったので、そのまま2時間ほど干しました。
お日様の下ですと、1時間ほどで十分だと思います。
4、乾燥できたら、さらに細かくカット
だいたい乾いてきたら取り込み、さらに細かくカットします。
ここで出来上がりの紅生姜のサイズが決まるのでお好みで。
私はちょっと大きめのみじん切りみたいなカットよりも、細長いカットの方が好きです。
5、瓶に詰めてお酢に浸し、ここでレッドビーツを入れる。
熱湯消毒した清潔なビンに、全てのカットされた生姜を入れます。
(何かの使い回しのビンで、お見苦しくてスミマセン・・・)
ビンは生姜を入れる前に、冷ましてくださいね。
そこにヒタヒタになるまでお酢を入れます。
お酢はドイツの最もスタンダードなものを使いましたが、ちょっとドイツのお酢感が否めないのが残念…。
色んなお酢がスーパーに並んでいるので、もっとぴったりのお酢を探します。
(2020年2月11日追記)
ドイツのお酢を使う場合は、りんご酢(Apfelessig)がお勧めです!
酸味やクセがきつくなく、最近はお寿司用のお酢にもりんご酢を使っています。
今回使ったレッドビーツジュースは、ドイツならどこででも見かけるスーパー REWE のオリジナルのBIO商品です。
ジュース自体、強い味がしないので、お菓子作りの色付けにもよく使われます。
分量は、色がつけばいい程度なのですが、わかりやすく50ccにしてみました。
選ぶときは”BIO”のジュースを選んでくださいね。
そうでないと、甘く加工して飲みやすくしてあったりします。
ちなみにこれは100%ジュースではありませんが、まぁ100%ジュースという認識で・・・
箱の裏には、レッドビーツ99%で、残りの1%はレモンやらアセロラやら書いてありました。
余談ですが、日本で使われている食紅は、人体に有害な合成着色料としてドイツでは使用が認められていません。
日本で作られる方も、できれば食紅ではなく、着色にはレッドビーツを使いましょう。
ネット通販では、こんな商品が使えます。
冷蔵庫に1時間ほど置いて、完成!
ようやく完成です!
1時間ほど置く工程が3回もあるから、、、
時間だけはかかっちゃいますが、やっていることは本当に簡単!
これで食卓が華やかになりますよっ!
ということは、やっぱり赤の色付けは大切ですね!
冷蔵庫で保管した場合、どのくらいもつの?
冷蔵庫で適切に保管された場合、半年くらいはもつ、と私は思っています。
使った材料の鮮度や、使用する容器の清潔さも関係してきます。
あくまでも参考までに留めておいてください。
出来上がった紅生姜の使い道
まず一番に作ったのは、我らがソウルフード Mr.たこ焼き。
作り置き紅生姜を切らして、さらにズボラな時は、生姜を刻んでそのまま入れていました・・・が、
やっぱり紅生姜があると全然違う!
こんなにも違うものか、というくらい、美味しくいただけます♡
そして、たこ焼きの数日後に作ったのが、
大阪人のメインディッシュ、お好み焼き。
焼きあがる前の写真でスミマセン・・・
一緒に写真に写っている 天かす も作りました。
豚バラ肉も電動スライサーで薄切りにして使っています。
ヨーロッパは薄切り肉が売っていないので、自分でスライスしています。
そして最後に、豚バラブロック黒酢炒め丼。
我が家のオサルが急に一人で作り始めたものなのですが・・・
豚バラブロックの黒酢炒めをどんぶりご飯にかけて、
紅生姜を添えてたっぷり乗せて豚バラ黒酢丼にしました。これがまた合うの、美味しいのって、、!
写真は”映え”のために紅生姜は”添えて”あります。
が、撮影したのがドイツ人オサルなもので、お箸が揃ってないし逆向いてるし・・・そこの感覚、わかんないんだろうなぁ。(ボソ…
ちなみに豚バラブロックは、お好み焼きをした時の残りのブロック肉です。
上手く残り物が使い切ってくれて嬉しい〜
他にも使い道たっぷりの紅生姜。
きっと、味の濃いドイツ料理にも合うんじゃないでしょうか。
今度試してみようと思います。
あなたも是非おうちで作ってみて下さい!
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