故マイケル・ジャクソンが、ミュンヘンに訪れる際にいつも利用していたという、ミュンヘンの5つ星高級ホテル、【バイエリッシャー・ホフ(Bayerischer Hof)】。
オーストリア帝国の皇族ヨセフ・アントン大公をもてなすために、バイエルン国王ルートヴィヒ1世が建築したとされるこのホテルは、ミュンヘンでは最も格式が高いホテルです。
そのホテルの目の前に横たわる、【プロムナーデ広場】というところに、なにやらマイケル・ジャクソンの記念碑のような・・・?
今回は、ホテルのお話ではなく、バイエリッシャーホフホテルの目の前にある、”マイケル・ジャクソンゆかりの地”についてのお話です。
ちなみに、チェコのプラハには、【ジョン・レノンの壁】があります。
マイケル・ジャクソンゆかりの地は、マイケルが宿泊したホテルの前
マイケル・ジャクソンは、ミュンヘンを訪れる際には、必ずこのホテルに宿を取っていたそうです。
ホテルの目の前にある、このプロムナーデ広場には、多くの、それはそれは多くのファンが集まっていました。
ファンを大切にするマイケルは、時折、客室から姿を見せては、ファンに手を振って応えたそうです。
ある時は、シーツに ”I love you.” と書いて、窓からファンに向けて投げたという逸話も。
追悼の像は、マイケルとは関係がない・・・
プロムナーデ広場に3隊銅像のうち、この一つの銅像が、マイケル・ジャクソンの追悼の祭壇になっています。
この人は一体・・・?
はい、この像は、ルネッサンス期の作曲家、オルランド・ディ・ラッソの像です。
なぜラッソの像の足元に祭壇が出来上がってしまったのか・・・
理由は定かではありませんが、おそらくマイケルの死の直後、悲しみをどこに向ければいいかわからなかったドイツのファンたちが、マイケルが生前にこの地を訪れた事を思い出し、遠く離れたドイツから想いが届くように、花を手向けたのでしょう。
マイケルを想う場所
マイケルの死後もずっとファンであり続ける人々は、この地を訪れ、今でも彼のことを想い続けます。
誰が管理しているのか、不思議に思いますが、ここには、いつもフレッシュなお花やオーナメントで溢れています。
ホテルは本当に素晴らしいです。
マイケル・ジャクソンが宿泊した、と言うだけではなく、この名門ホテルは大変素晴らしいです。
多くの著名人が宿泊することでも知られており、2015年のドイツサミットでは安倍総理の滞在先にもなりました。
340もの客室を持つ大型ホテルですが、素晴らしい客室と行き届いたサービスに、訪れる人は大変満足して帰って行くといいます。
夜には美しくライトアップされる高級スパで、ゆっくりとラグジュアリーな時間を・・・。
ちなみに
マイケルが、ファンに我が子を見せようと、ホテルのバルコニーの柵の外側に出して批難を浴びたというお話は、
ドイツの首都、ベルリンの ホテル アドロン ケンピンスキー ベルリン(Hotel Adlon Kempinski Berlin)というホテルでの出来事です。
ドイツで賞を受賞するために首都ベルリンにある高級ホテルAdlon Hotelに滞在していた。ホテルのバルコニーから歓声を上げるファンに手を振って応えたJacksonは、一旦部屋へ入ると、写真に撮られないように白いタオルで顔を隠した息子、Prnce Michael II世を抱いて現われた。Jacksonは子供を持ち上げると手すりの外側まで手を伸ばしたが、そのとき子供が抵抗して腕から落ちそうになったため、あわてて中へ引き戻した。その後再び、やはり白いタオルで顔を覆った別の子供たちをファンに披露して見せたが、そのときは手すり窓の外側に出すようなことはしなかった。このヒヤリとする光景はビデオに撮影されて世界中で流された。
https://www.barks.jp/news/?id=52302148
高級ホテルに泊まる機会には、幾度も恵まれませんが、もし泊まるなら、こういった背景のあるホテルをチョイスするのもいいですね。
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