ベルリンの日曜の過ごし方といえば、蚤の市。
そして、蚤の市いえば、ベルリン。
ショップやスーパーマーケットが、ほっとーんど閉まってしまう日曜日に、ベルリンに滞在する予定のあなた。
この蚤の市に行かない手はありません。
街の至るところ、通りや広場で開催されています。
どんなものが売られているの?
実際に私が見つけたもの中から、興味深いと思った品々を紹介します。
今回の場所は、ベルリンの中心から東側へ少し離れた、ボックスハーゲナー広場(Flea Market at Boxhagener Platz)の蚤の市です。
赤のアンティーク乳母車。
これは可愛い!
実用性を考えると、このタイヤの細さと小ささで街に出るのは大変そうですが。。
あと、隣にある木の箱は、何に使うのでしょうね。
私には、お餅ついた後にお餅を丸めて入れておく木のバットに見えます。
ミシン!
これも古そうだけど、使える!(動くのかはわかりません・・・)
古いものこそ長く使えますから!
ヴィトン(風)のケースに入ってるのは、もともとじゃないのだろうけど、なんかマッチしてていいですね。
えっと、、、管がない鍵盤ハーモニカ。
CDウォークマンに、ラジオ、
携帯電話番号が、010 とか、030 から始まる時代を彷彿させる、携帯電話。
あとは、古本と、、、あとはもう何が何だかわからない・・・
そして、極め付けは・・・
奥に見える、グラスや、時計か温度計なんかは、よく見かけるのですが、
えっと、、、、、
写真???!!
写真ですか?
普通〜〜に友達や家族に、”ハイチーズ” で撮ったような普通〜の写真から、
風景の写真、ただの、、、、
ほんと、ただの・・・・・ 写真。
でも、正直、ネガで撮られた写真は、時代の趣きを感じるし、時と共に色あせた写真も正直、味がある・・・
でも、ふつ〜〜うに、モデルでもなんでもない、普通の人が、
さらには、おそらく今はもうこの世に存在しないであろう人たちの姿などが写っていたりで、
「そうか、これもビンテージと呼ぶのか・・・」と、妙に納得してしまいました。
その他にも、現在活躍するアーティストさんの作品だったり、
ハンドメイドや、リメイクのバッグ、
絵画や、インテリアの置物。
殆どのお店は、プロ出店者だと思います。
産業アンティークとして売られている、古い工場からの廃材やランプなどは、アンティークショップで買うと、結構なお値段がしますが、ベルリンでは、「あれ?価値間違えちゃったのかな」ってくらい、安く売られていたりします。
とある廃材好きの友人は、これに大喜びして、ダンボールに何個分も買っちゃって、未だ日本に持ち帰りきれていないそうです・・・。
そんな掘り出し物や、懐かしいものに出会えるのが、蚤の市の楽しいところです。
ほとんどが一点物で、在庫がないことが多いので、お気に入りの一品に出会ったらすぐに買っちゃいましょう!
値段を始め、聞きたいことがあったら、積極的にコミュニケーションを取るのも、蚤の市でのお買い物上手のポイントだと思います。
どこに行くべき?
日曜日のベルリンでは、そこら中で開催されていると言っても、実際どこに行けばわからない、という方のために、有名どころを4つ、ピックアップしておきます。
ボックスハーゲナー広場(Flea Market at Boxhagener Platz)
今回私が写真で紹介したところが、ここ、ボックスハーゲナー広場の蚤の市です。
ここは、ベルリン中心地から東へ少し離れているため、観光客は比較的少なめ。
規模も大きくありませんが、ベルリンの蚤の市を十分に味わえます。
地元の人で賑わう蚤の市を体験したければ、ここがおすすめです。
ベルリンの公式HPより案内ページ
マウアーパーク(Flohmarkt im Mauerpark)
ベルリンで最大規模と言われる、マウアーパークの蚤の市。
ベルリンの壁があったところです。
観光しに行ったら、蚤の市がやってた!なんて人もいるかもしれませんね。
おしゃれな家具から、手作り雑貨、もちろん古着屋さんだって!
とにかく広くて、何かのお祭りかと思うほど、賑わっています。一見の価値あり。
公式HP
トゥルーデルマルクト(Trödelmarkt)
ベルリンで最も古くからやっている蚤の市です。
Tiergarten駅を降りると、目の前から約500mに渡って露店が続いています。
公式HP
アンティークと本の蚤の市((Antik & Buchmarkt))
ベルリンの中心、博物館島の間近。ここは土日祝日の開催です。
観光に時間のない人は、ちょっと立ち寄れていいですね。
ブックマルクトと呼ばれるだけあって、古本が中心。その他、切手や絵葉書など、珍しいものに出会える可能性大!!
タイやインドなどのオリエンタルなものにも出会えます。
公式HP
スリには注意してくださいね。
蚤の市での支払いは、基本的に現金のみです。
狭い中での人混みの中、現金を持ち歩く人は多いと思うので、スリには十分気をつけてくださいね。
しかし、蚤の市に来る人の中で、実際に購買意欲のある人は、どのくらいいるものだろう・・・と、ふと思うキノコでした。
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