三国国境に立つ◆ベルギー・オランダ・ドイツを同時に制覇!◆ファールゼルベルク

三国国境に立つ◆ベルギー・オランダ・ドイツを同時に制覇!◆ファールゼルベルクオランダ
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陸続きである、大陸ならでは!
世界には約176地点もの三国国境が存在しますが、その中の約半数は、河川や湖に位置しており、また、陸であっても、山頂であったりと、簡単に到達できないところが多いです。

そんな中、
小高い山(ファールゼルベルク:Vaalserberg)に、隣り合う ベルギー・オランダ・ドイツの3国の国境が出会う場所 があります。


島国である日本からしたら、考えられないですよね!!、、、と言うか、島国である方が、世界の地理的に見ると、珍しいのでしょうけれど。


ちなみに、このファールゼルベルクは、小高い山と言ってしまいましたが、低地国であるオランダでは、最高峰 の山です。(標高323m)




オランダ語では、Drielandenpunt(三国点)、ドイツ語ではDreiländereck(三国の角)、ベルギー(フランス語)では、Trois Frontières(三国境)とも呼ばれています。

早速、歩き回ってみる。

三国国境に立つ◆ベルギー・オランダ・ドイツを同時に制覇!◆ファールゼルベルク


地図で見てもわかるように、観光名所としてのこの地は、ほとんどがオランダ

オランダが頑張って作ってくれたんですね。


ここが、三国国境、Three-Country Point

三国国境に立つ◆ベルギー・オランダ・ドイツを同時に制覇!◆ファールゼルベルク


私が訪れたのは、水曜日ですが、今日は半分お休み・・・?
本来ならここに、三国の国旗が立てられているはずなのですが・・・。

レストランも、閉まっているお店もありました。


  

オランダ側

三国国境に立つ◆ベルギー・オランダ・ドイツを同時に制覇!◆ファールゼルベルク


オランダ側には、展望台と、お土産屋さん、レストランもたくさんあります。
また、不思議の国のアリスを彷彿させるような、公園の迷路もあります。(有料)
結構、難しいらしいですよ!!

また、アスレチックなどの子供が遊べる公園もありますので、お子様連れのファミリーも楽しめます。

三国国境の塔の案内
三国国境の塔の料金

 

=塔の入場料金=
大人料金(12才以上)・・・4ユーロ
子供料金(11才以下)・・・2.50ユーロ



この三国国境地点の展望台からは、オランダ、ドイツ、ベルギーを同時に見渡すことができます。

そして、隣にある巨大な公園の迷路で、大人も子供も道に迷っている様子が上から見られるのも、楽しいですね。


塔の間違いにご注意!

実は、三国国境から少し離れているオランダ側に、「これが三国国境かな?」と思わせる塔があります。
車で行くと、先に目の前に現れるので、間違えてしまうことも多いそうです。


上まで上がれますが、この建物は、”Brasserie & Restaurant De Wilhelminatoren” という名前のレストラン。

ここからの展望も素晴らしいと思います。

ベルギー側

三国国境


ベルギー側は、ハイキングコースのようになっています。

塔の周りに、少しだけレストランもあります。
と言っても同じ広場なので、違いはありませんが・・・。

ドイツ側

ドイツ側は、、、、

ちーーーーーーん。

森です。

まぁ、最初の地図を見てもらってもわかるように、山頂の平地部分は、殆どがオランダなので!!
ドイツ側は、山の斜面、、、ってところでしょうか。

ドイツは、この地に大して興味ないって感じなのかしら。

おすすめポイント

三国国境地点
・展望台で、3つの国を同時に見渡せる

・国を徒歩でまたぐ興奮!

・子供が遊べる公園がある

・レストランもたくさん

・広い駐車場


 何よりも、3つの国の境に、同時に立っている という、とってもユニークな体験 ができます!

アクセス

車の場合

カーナビでは、ツーリストインフォメーションの住所、【Viergrenzenweg 97, 6291 BM Vaals, オランダ】を設定でOK!!!

駐車料金は、2ユーロ。
出場時に支払うシステムです。

バス(公共)の場合

最寄りのバス停は、【Vaalserquartier Vaals Grenze】です。

バス停からは、少し歩きます。
サクサクと歩いて、約30分。
ひたすら高みを目指します。

山をハイキングしなければならないので、それなりの服装で・・・。

まとめ

自分の足で、国境を歩けるなんて、エキサイティングな体験ですよね!!

山を下りて、国境間際の町に入ると、

  • 道路標識は違うし、
  • ベルギーはベルギー、オランダはオランダ、ドイツはドイツらしい家の造りになっているし、
  • オランダでノーヘルの原付を見かけると、「この人このまま国境超えないかな」ってソワソワしたり・・・(オランダでは、原付に乗るときはヘルメット不要)


EUができる前は、ここはどうなっていたのでしょうか。
とても興味深いです。


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