12月になると、クリスマス前にドイツの家庭では、大量のクリスマスクッキーが焼かれます。
我が家でも例外でなく、まだ11月なのに大量のクッキーが焼かれ・・・
消費が追いつくかな、心配しましたが、あっという間になくなりました 笑
ドイツには、いろいろなクリスマスクッキーがあります。
ドイツ語では、Weihnachtsplätzchen(ヴァイナハツ プレッツヒェン)といって、直訳すると、クリスマスクッキー そのままです。
その中には、
など、他にも様々なクッキーがあります。
ドイツのレシピサイトで見つけたレシピをもとに、4種類のクリスマスクッキーを作ってみたので、まとめてみました。
ドイツのサイトからですので、日本で見つけづらい材料もあります。
代用可能品がありますので、各ページで解説しています。
材料と完成までにかかる時間を書いていますので、どれを作ろうか、参考にしてくださいね。
かわいいゼリーのクリスマスクッキー/ヴァイナハツプレッツヒェン
ドイツのクリスマスクッキーというと何種類かありますが、中でもこのクッキーが一番王道。
お花や星形に、丸やハートの形がくり抜かれていて、すぐりのゼリーを間に挟んであり、最後に粉砂糖がかけてあるスタイルのクッキーです。
名前もそのまま、クリスマスクッキー/Weihnachtsplätzchen(ヴァイナハツ プレッツヒェン)と呼ばれています。
冷蔵庫で生地を1時間ねかすことも含めて、全工程約2時間です。
- 薄力粉・・・250g
- ベーキングパウダー・・・小さじすり切2
- 砂糖・・・100g
- バニラシュガー・・・小さじ山盛り2
- 卵・・・1個
- バター・・・125g
- すぐりゼリー・・・1瓶
- 粉砂糖・・・適量(デコレーション用)
- オーブンシート、クッキー型
このクッキーにオススメの型はコチラ!
ヴァイナハツプレッツヒェンの一番スタンダードな形です。
バニラの風味たっぷりのアーモンドクッキー/バニラキプフェル
バニラキプフェルとは、バニラとアーモンドが混ぜ込まれているクッキー。
日本で馴染みのある、スノーボールに似ています。
というか形が違うだけで、同じです・・・。
でもドイツのバニラキプフェルは、このお月様型でなければなりません。
冷蔵庫で生地を1時間ねかすことも含めて、全工程約2時間です。
- バニラビーンズ・・・1本
- 皮なしアーモンドプードル・・・100g
- 薄力粉・・・275g
- 砂糖・・・75g
- 卵黄(Mサイズ)・・・2個
- 冷たいバター・・・200g
- 塩・・・ひとつまみ
- 粉砂糖・・・50g
- バニラシュガー・・・16g(2袋)
- オーブンシート
日本でもお馴染み、バタクークッキー/ブッタープレッツヒェン
日本でもお馴染み、型抜きバタークッキーの入門編!
ドイツのクリスマスでは、バタークッキーをクリスマス用の型でくり抜いて、アイシングを施したり、かわいく飾り付けをします。
冷蔵庫で生地を30分ねかすことも含めて、全工程約2時間です。
- 薄力粉・・・200g
- バター・・・125g
- 砂糖・・・100g
- バニラシュガー・・・80g(1袋)
- 卵・・・1個
ーアイシング用ー - レモン汁・・・大さじ2
- 粉砂糖・・・大さじ6
- 装飾用のスプリンクルなど、トッピング類
- オーブンシート、クッキー型
オススメの可愛いクリスマスクッキー型をたくさん紹介しています!
3Dのクッキー型は、難しそうに見えますが、なんてことはありません。
とっても可愛いので、ぜひ試してみてください。
通販で買う可愛いクリスマスクッキー型イチオシ7選◆定番から3D型
軽くて美味しい卵白のココナツマカロン/ココスマクローネン
ココナツマカロン(Kokosmakronen/ココスマクローネン)は、クリスマスに出回る代表的なクッキーの一つ。
ココナツと卵白のサクッと軽いクッキーです。
バターを使わないので、洗い物も楽チン!
生地を寝かせるのは不要。
全工程約50分!
簡単にササッっとできちゃいます。
- 卵白・・・4個
- 砂糖・・・200g
- バニラシュガー・・・80g(1パック)※後述
- レモン汁・・・大さじ1
- ココナツパウダー・・・200g
- オーブンシートと、必要に応じて、絞り出し袋
全レシピ共通、オススメの材料
バニラシュガー
バニラシュガーは、バニラエッセンスで代用可能ですが、その分の砂糖を追加してください。
何袋という書かれ方があるのは、ドイツでは一般的にバニラシュガーは一袋80g入り5袋パックなどで売られているからです。
日本のスーパーではあまり見かけないバニラシュガー。
きちんとバニラシュガーで本格的に作りたい場合は、次のリンクから買えますのでチェックしてみてください。
最後に
お気に入りのクリスマスクッキーのレシピは見つかりましたか?
我が家・キノコ家では、この4種類を日曜日の1日かけて作りました。
全種類一気に作る場合は、先に休ませる必要がある生地たちを作り、生地を休ませる必要のないココスマクローネンを最後に作るとスムーズです。
寒い時期に作るので、お部屋はあったかくしていると思います。
バターたっぷりのクッキー生地は、お部屋の温度ですぐに緩くなって成形が難しくなります。
生地は冷蔵庫から少しずつ取り出して、成形していくのがおすすめです。
そして焼き上がったクッキーはすぐに食べたくなっちゃいますが・・・、
数日寝かせたクッキーが、一番美味しい!
とのこと。。
焼き立てからしばらく置いて粗熱が取れたくらいが一番だと思っていた私は、びっくり。
クリスマスを迎えるまで、毎日少しずつ食べて、クリスマスをシーズンを楽しんでくださいね。
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