築地・東銀座の旨いものマップを作りたいくらいこのエリアが大好きなキノコです。
2018年10月に市場が豊洲に完全移転してしまい、それと同時に鳥藤場内店はなくなってしまいました。
しかし、鳥めし 鳥藤分店は健在。
そして、新しくできた魚河岸食堂には鳥ラーメンに特化した鳥藤 魚河岸食堂店が入っています。
ラーメンも優しいスープでとっても美味しいんですが、築地に来たらついつい丼の方に行ってしまいます。
今日は、鳥藤の大ファンのキノコが鳥藤分店を紹介します。
先に言います。
お勧めは、親子丼しおですよーー!!!
今までの親子丼はなんだったんだ・・・
これが真の親子丼だったのか。
一度食べたら世界変わりますから。
築地 鳥藤は、鶏肉の卸屋さん。

築地4丁目交差点から旧市場の方に歩き一つ目をすぐ左に入ったら、3軒目くらい。
小道の左側、すしざんまいの隣に大きな暖簾と小さな入り口があるのが鳥藤分店です。
そもそも鳥藤は、明治40年創業・築地老舗の鶏肉の卸屋さん。
分店のすぐ近くにお肉屋さんもあります。
元が鶏肉屋さんなので、鳥藤のメニューは鶏肉ばっかりなんですね。
しかしこの鳥藤の鶏肉、普通じゃない・・・。
味付けいるの!??!ってくらい、鶏肉そのものがめちゃめちゃ美味しい んです。
スーパーで買うお肉と全然違って、『お肉屋さんのお肉って、こんなに美味しいの?!』と心底びっくりします。
築地には美味しいお店がたくさんあって本当に選びきれないけど、鳥藤はキノコが本気でおすすめするお店の一つです。
鶏肉をよーーーく噛んで味わって欲しい。
築地 鳥めし 鳥藤分店のメニュー


鳥藤分店のメニューです。
丼メニューには全て、鶏白湯スープとお新香がついています。(他は頼んだ事ないので知りません。)
2019年12月時点。
鶏白湯スープは、唇がペトってなるくらいのコラーゲン超たっぷりの絶品。

これが単品メニューじゃないなんて、サービスし過ぎでしょう!
お味噌汁じゃないんだから!
極シリーズは、濃厚な黄身が特徴の極たまごがのっています。
おすすめメニュー3つ
メニューの写真を見るとたくさんあるので、私のお勧めを抜き出して紹介しますね。
”とりあえずこれ食っとけ” 的な代表メニュー3つ。
親子丼は文句なしの定番。
親子丼で有名なお店はよくあります。
しかし鳥藤の親子丼は、本気で鶏肉の美味しさに気付かされる極上の親子丼です。
とろとろの半熟卵の親子丼
そして、こちらが話題の親子丼しお!
親子丼しおは、オリジナルのしおダレで作られた親子丼。
最初なにも知らずに鳥藤に行った時は、「なに?しお??」って思いました。
とりあえず初めて聞いたので試してみたのですが、これは本気で世界が変わります。
鶏肉自体の美味しさはもちろんの事、鶏の旨味がぎゅーーーーっと濃縮された優しい塩味!!
あなたの親子丼人生が変わる事間違いなし。
ちなみにどうでもいい話ですが、まだ私がドイツに行く前・オサルが日本に遊びに来ていた時、一緒に鳥藤にランチに行った時に、この親子丼しおを注文してめざましテレビに取材されたことがありますwww
しっかりオンエアーに使っていただきました(笑
思い出の「親子丼しお」でもあります。

外国の有名番組に出たよ!!!
(※オサルはドイツ人)
そして忘れてはいけないのが、親子カレー。
さほど辛くないちょうどいいカレーと親子丼のあいがけです。
正直特筆するほどなにってわけじゃないんですが、キノコが無類のカレー付き・・・なので、キノコ的にははずせないんですww
でも残念なことに人生が変わる親子丼しおとカレーのあいがけはないんです。
築地に勤務していない今、築地に行くチャンスがあっても何度も通って好きなメニューを制覇する時間はありません。
そこで前回訪れた時、お店の人にお願いしてみた。

したら、やってくれたんですよねー。
ランチタイムのピーク時間を過ぎてお客さんもほとんどいなかったから、聞いてもらえたんだと思います。
でもお値段は “親子カレーの極” だった気がする・・・。
しかし今や一年に一度訪れられるかわからない築地なので、お値段のこと言ってられないのである。
”幻の親子カレーしお” と呼ぼう。
おつまみメニューもおすすめです。
鳥藤はアルコールも扱っています。
ビールと氷結レモンがありますが、缶のままでグラスと一緒に提供されます。
店内は狭いのでランチタイムの忙しい時にゆっくり(昼から)飲む・・・というわけには行きませんが、お客さんが少なかったら是非おつまみメニューも試してみて。

砂肝ガーリック
さすが鶏肉屋さん。
コリコリ食感で絶妙な味付けがされた、新鮮な砂肝が味わえます。

そして、ぼんじり煮付け。
柔らかくてプリプリのぼんじりは、クセになること間違いなし。
お弁当は隠れた人気

楽屋弁当としても知られている鳥藤のとり弁当は、なにからなにまで鶏づくし。
鶏ホルモンの中でもなかなか食べる機会のない “きんかん” はじめ、照り焼き・ぼんじり、そして鶏そぼろが盛られています。
「きんかん」とは、「ちょうちん」や「玉ひも」とも呼ばれます。
卵になる前、まだ体内で成長過程の黄身のみの卵のこと。
食用として解体された鶏の内臓として扱われます。
このとり弁当は、味付けがなんとも絶妙なんです。
添えてある生姜をたまにかじりながら食べるこのバランスが、”全て計算された” と言った感じで最高すぎるんです。
思わず、「参りました」と言いたくなる感じ・・・。
とり弁当の買い方
とり弁当は、今回紹介している鳥藤分店で購入する場合は前日までの予約が必要です。
しかし、鳥藤分店からほ〜〜〜んの少しだけ歩いたところにある鳥藤の大元、精肉・デリカテッセンの “鳥藤” には店頭で売られています。
人気商品なので早めに行かないとなくなっちゃう、ここでもやはりレアな商品です。
アクセスと営業時間
何度も言ってひつこいですが、鳥藤の鶏肉は本当に一つ一つのお肉自体が味わい深くて美味しいんです。
鶏肉の味ってこうだったのか、と気付かされます。
最後に、お店のアクセスと営業時間を書いておきますね。
店名 | 鳥めし 鳥藤分店 (とりめし とりとうぶんてん) |
住所 | 東京都中央区築地4-8-6 |
電話 | 03-3543-6525 |
営業時間 | 7:30~14:00(定休日:日・祝・休市日) |
最寄駅 | 東京メトロ東銀座、築地駅から徒4分 都営大江戸線築地市場駅から徒歩3分 |
ちなみにお弁当やデリカテッセンが売っている大元・鳥藤はこちら。
朝5時〜13時までの営業です。
コメント