こんにちは!ドイツに住んでいるキノコです。
ドイツのスーパーマーケットの、常温保存のミルクコーナーには、様々な種類のミルクが置かれています。
日本人にもお馴染みの豆乳をはじめ、オーツ麦、ライス、アーモンド、ヘーゼルナッツ、カシューナッツ、ココナツのミルクなどなど・・・
今日はこのミルクたちを比較してみたので、それぞれ感想を綴っていきたいと思います。
毎朝コーヒーをスチームしたミルクと一緒に飲んでいるので、コーヒーとの相性についても書いておきます。
日本でも購入できるものも紹介しています。
それでは、お付き合いください♪
全て植物性のミルクです!
今回紹介する豆乳、オーツ麦、お米、アーモンド、ヘーゼルナッツ、カシューナッツ、ココナツのミルクは、全て植物性のミルクです。
乳製品アレルギーの方や、動物性のものを摂らないビーガンの方たちにも安心して飲んでもらえます。
お菓子作りやコーヒーのミルク代わりには、欠かせない存在です。
また、グルテンフリーと書かれているものが多いです。
グルテンフリー生活の方たちにも、牛乳の代わりにお使いいただけるものが多いと思います。
購入時にチェックすること
これらのミルクには、それぞれ主に【砂糖入り】【砂糖なし】【カカオ入り】【バニラ入り】などがあります。
私は糖分を控えたいという思いから、基本的にいつも砂糖なしを選んでいます。
ちなみに、ドイツで砂糖なしは、【ohne Zucker】または、【ungesüßt】と書かれています。
早速ドイツの◯◯ミルクのレポートしていきます
豆乳(Soja)
ドイツの豆乳は、日本の豆乳のイメージよりももっとサラッとしています。
スタバなどでお馴染み、ソイミルク。
コーヒーに使っても文句なしのコンビネーションです。
お値段の目安は、1.69ユーロくらいから。
日本の”成分無調整豆乳”のようなガッツリ濃厚なものが恋しくなりますが、出会ったことがありません・・・。
豆乳の種類はそれはそれは多いけど、私は砂糖なし(ohne Zucker または、ungesüßt)一択で選んでいます。
ちなみに豆乳からお豆腐を作るには、この砂糖なし豆乳とBittersalz(ビッターザルツ)で簡単にできます。
「豆乳は11%以上のものを選ぶ」と読んだことがありますが、9.8%のものでも量は少なめになりますが、できました。
11%以上のものをまだみたことがないんですが、EDEKAブランドの豆乳が11%らしいです。
Bittersalzは薬局(Apotheke)のカウンターで買えるよ!
Bittersalzは、薬局のカウンターで3ユーロくらいで買えます。
ミルクのレポート記事なのに、話が逸れてしまいました(笑
戻しましょう!
オーツ麦(Hafer)
Haferはオーツ麦のことを言います。
砂糖不使用(Ohne Zucker)を選んで買ったのに、ほんのり甘い・・・。
甘すぎず、「自然の甘み・・サラッと甘くて美味しいな・・」という感じです。
ひつこくなくて、すっきり飲めます。
お値段の目安は、1ユーロ未満のものから1.89ユーロくらいまで。
今回紹介する7種類の中で一番安価です。
コーヒーとの相性もバッチリで、実は今回の比較の中では1番のお気に入り!!
牛乳よりも口当たりがマイルドになります。
温めて、そのまま飲むものおすすめです!
ライス(Reis)
ライスドリンク・・・
お米にはとっても馴染みのある私たちですが、飲むお米・・・?となると「えっ?」と思いますよね。
お値段の目安は、1.89ユーロくらいから。
さて、飲んでみましたよ〜
感想はまず、「甘い!!!!」
冷たいまま飲むと、甘いなんかのミルクの飲みもの・・・
あっためてみると、なんだか炊き立てのお米の香り。
そして飲んでみると、微かな酸味と、米麹みたいな・・発酵はしてないけど、甘酒を思い出すような味です。
コーヒーとの相性は、ズバリ【×】!!笑
途中で飲むのやめましたw
甘いものが欲しい時にはバッチリですが、流行りお米・・他の6種類の100mlあたりのカロリーが20〜30kcalなのに対し、ライスミルクは約2倍の49kcalもありました。(後出のココナツミルクなんて、14kcalです!)
飲み過ぎには注意したほうが良さそうですね。
アーモンド(Mandel)
日本でもグリコのアーモンド効果という商品がありますよね。
ドイツのアーモンドミルクは、やっぱりすっきりめ。
お値段の目安は、1.69ユーロくらいから。
アーモンドの風味だなぁとは感じますが、あまり味がないなというのが本音です。
コーヒーに入れても、なんか弱い・・・
温めて飲むと、味のない低脂肪牛乳を飲んでるような・・・
特に強い印象がないのが、アーモンドミルクです。
ヘーゼルナッツ(Haselnuss)
欧州では他のナッツに比べて安く売られていて親しみのあるヘーゼルナッツ。
砂糖不使用は、メーカー[alpro]のホームページにも載ってなかったので、どうやら出回っていない様子。
お値段の目安は、2.69ユーロ〜。
今まで紹介した上の3つと比べて、高値ですね。(ヘーゼルナッツ含有量は2,8%…)
ヘーゼルナッツだけは色が茶色いです。
薄皮の色かな。
ヘーゼルナッツらしい色ですね。
パッケージには、パンケーキを作るときの牛乳がわりにするのもお勧めされてます。
確かに、パンケーキに合いそう!やってみよう!
気になる味ですが・・・
うん、ヘーゼルナッツだ!(・▽・)ノ
茶色が本当に薄皮の色だとしたら、本当に薄皮入ってるのかなって感じの微かな苦味があります。
とろりとした舌触りです。
コーヒーとの相性は、ちょっと苦味というか酸味?が追加される感じです。
ヘーゼルナッツの風味が結構強いので、合わないとは言えないけど、コーヒーとヘーゼルナッツの風味がどうも反発しあっちゃう気がします。
日本で売られている商品は、砂糖不使用です。(いいなぁ。)
カシューナッツ
カシューナッツもヘーゼルナッツ同様、砂糖不使用のものはないみたいです。
お値段の目安も同様に、2.69ユーロ。他と比べて、高値ですね。(カシューナッツ3,1%なのに…)
あっさりではなく、どっちかというと濃厚な、、とろりとしています。
打って変わって味は薄めで、カシューナッツと言われなければ、わからないかもしれません。
あっためるとカシューナッツの風味が増します。
コーヒーもマイルドな口当たりになって、満足です。
こちらも日本で売られている商品は、砂糖不使用ですね。
ココナツ(Kokonuss)
ココナツミルクは、タイ料理などでもお馴染みでみなさん想像しやすいのではないでしょうか。
でもこの飲料用のココナツミルクはかなり印象が違います。
とってもサラサラ飲みやすいです。
この商品は、ココナツ7%と書いてあります。
お値段の目安は、2.69ユーロくらいから。
温めてもやっぱりサラサラ。
コーヒーとの相性は・・・うーん、ココナツの風味はコーヒーに消されちゃってるかも?!
かなりの低脂肪(10%ほど)なので、カプチーノもサラサラです。
そう、なんと言ってもこのココナツミルクは、今回紹介した他の6種の中で群を抜いて低カロリー!
このalproのココナツミルクな、100mlあたりたったの14kcalです。
牛乳のカロリーや乳脂肪分が気になる人にも、嬉しいですね〜♪
ココナツカレーや鶏肉の煮込み料理など、ココナツの風味をしっかり出したいお料理には、ココナツミルク缶を買った方が良さそう。
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植物性ミルクの使い道
コーヒーに牛乳代わりに
コーヒーに合うかどうか、一つずつレポートしてきました。
合うもの合わないものありますが、お気に入りを探してみるのはどうでしょうか。
オートミールに
私はよく朝食にオーツ麦を牛乳でふやかしたものを食べるんですが、牛乳の代わりに今日紹介したミルクを使うは、かなりお勧めです!
オーツ麦は、Haferflocken(ハーファーフロッケン)と言って、麦を乾燥させたものです。
スーパーマーケットでは、シリアルのコーナーに置かれています。
Müsilって書いてあるコーナーだよ!
これをミルクでふやかして(前の晩から仕込んでおく人も!)メープルシロップをかけて食べます。
ドイツではこうして一晩ミルクに浸けおいたHaferflockenをMüsil(ミューズリ)と呼びます。
”最近の若者”は 『overnight oats』って小洒落た呼び方するらしいよ!
英語だけど、ドイツで使われてるよ!
オシャでしょw
写真は、他の穀物類やナッツを砕いたものドライクコの実なんかも混ぜています。
ちなみに、ヘーゼルナッツミルクでMüsil(ミューズリ)を作った時は、ヘーゼルナッツミルク自体が甘みがしっかりしているので、メープルシロップはかけなくても十分味わえました!
断食中の飲み物として
実は最近、10日間の断食を完走したキノコです。
オレは14日間!!
その時に飲んでいたものの中に、これらのミルクがあります。
断食中は、動物性の飲み物は避けるようにしています。
今日紹介したミルクは全て植物性なので、断食中にも腹持ちのためにとっても役に立ってくれます!
他にも・・・
スムージーにしたり、前出のようにパンケーキに牛乳の代わりに使ったり・・・
冷たいスイーツや焼き菓子にも合いそうですね!!
最後に
さて、今日はドイツのスーパーマーケットで買える様々なミルクたち7種類を紹介してきました。
日本ではちょっと手に入りにくいものたちなので、気にはなるけどどれを買ったらいいかわからないという人も多いのでは。
参考にしていただけたら、幸いです!
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